ハクセキレイのひな
先日、学校の昇降口の屋根で子育てをしていたハクセキレイのひなが巣立ちました!
この屋根の…どこにいるか分かりますか?
正解は…ココです!鳴き声が昇降口に響いていました。
餌をくわえた親鳥が巣立ちを促してひなを呼ぶ声は、職員室まで聞こえてくるほどでした。
そして、ついに今週、2羽のひながまさに飛び立とうとしている瞬間を目撃!
親鳥の呼びかけに応え、昇降口から飛び立っていきました。
ハクセキレイは、白と黒の模様が美しい、尾の長いセキレイのなかまです。
トトト…と速足で歩く姿が可愛らしく、街中でも普通に見られる鳥です。
日本では、かつては北海道や東北地方のみに見られる鳥でしたが、20世紀後半にかけて南下してきました。
東京では、1970年代には繁殖が確認されています。
毎年、親鳥は見かけることができていたのですが、ひなの巣立ちの瞬間を確認できたのは初めてでした。
来年も戻って来てくれることを願います。
(理科・有江)