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小さな学校の大きな挑戦

たまひじりのA知探Q 学びの玉手箱!
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聖ヶ丘ニュース
校長

【校長ブログ】きのうの自分を超えろ

 中学37期生、高校34期生を迎え、令和3(2021)年度が始動しました。表題のフレーズは、東日本大震災の翌年に当たる2012年、HONDAのCM『負けるもんか』に使われたものです。新入生を迎え、全校生徒716名に加えて、教職員73名(専任45名、非常勤28名)の桜の花びらで飾ったポスターを昇降口につくり飾りました。

〈しなやかに変化し続ける教育〉を掲げて校長に就任して3年目を迎えました。

 2022年から始まる高等学校教育課程の改訂に備え、さらなる学力向上をめざすために、歌田教頭を中心に新しい分掌として学力推進部を組織しました。これまでの教科学習の取り組みを〈分析→検証→改革立案→実施〉したします。これまでの均一的な教科書に基づいた基礎的な学習理解・修得はもとより、さらに学力の高い生徒に対する発展的な学習の提供と支援に努めて参ります。

 具体的には、新たに始まった大学入試選抜に対応するため、日々の授業や定期考査の検証を進め、これまでの均一的な学習に加え、期末考査後に習熟度別の特別時間を実施します。オリンピック・パラリンピックイヤーの今年は6月末までに1学期の期末考査を終え、中学生と高校2年生を対象として終業式までの特別学習期間を「国語」「数学」「英語」においてBasic講座とAdvance講座と分けた学習課題に取り組みます。同時に、希望制の選択ですが、「探究学習」導入に備えて4年前から取り組んできた「A知探Qの夏」講座も行います。高校3年生には、従来通り78月に「大学受験講座」を実施します。

 また、高校2年生の修学旅行については、33期生からは沖縄の先島諸島(宮古島、石垣島、西表島ほか)の3方面に定め、個々のテーマをもとに現地での交流やフィールドワークに基づいた「探究学習」も始動したところです。実施は20221月になりますが、昨年夏から今週までに修学旅行NEWS「月ぬ美しゃ(つくぬかいしゃ)」を20号まで発行し、新たな学びへ向けて始動しています。

 もちろん、ワクチン接種は始まったとはいえCOVID-19 感染症の終息は未だに見えず、引き続き緊張感をもって十分な感染予防対策を講じながら日々の学校運営に心掛け参ります。教職員一丸となって生徒を支援して参りますので、ご期待ください。

新入生歓迎ポスター