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小さな学校の大きな挑戦

たまひじりのA知探Q 学びの玉手箱!
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聖ヶ丘ニュース
探究/A知探Q

探究する聖の高校1年生

聖の探究カリキュラムが始まって約半年
来校頂いた市の職員の方々と議論

 2022年度の高校カリキュラム変更に合わせる形で、本校では独自の探究カリキュラムが始まりました。
それに伴い時間割も刷新。毎週水曜日の午後は高校1年生だけが学校に残り、探究学習を行っています。

 本校の探究は「多摩市のために行動をする」「たくさんの大人と話をする」ことを目的とし、そのために必要な調べ方や話し方、考え方を1学期に学んできました。今日までの14回の授業で、来校頂いた大人の数は70人以上。課外活動を含めれば数えきれない程の大人と話をしています。

 学校の先生と家族。これが日常ルーティンの中で生徒が接する大人です。その刺激の中で学ぶ意味や自身の進路、自己肯定感や社会参画意識を持つことは決して簡単ではありません。

 たくさんの大人と話をすることで、様々な刺激を受け、自信につなげてもらいたい。その一心で探究を続けてきています。

2学期から始まる「行動」のフェーズ
大人相手に議論は続く

 2学期からはグループごとに外に出て、「行動」を起こす種を探しています。

 気付いた課題や実現したい企画、これらはすべて多摩市役所の皆さんと直接議論が出来るのも本校探究の特色です。市として、高校生としてどうやって形にしていくか。きっと多くの失敗や挫折があるでしょう。しかし、それを乗り越えた先に手にする語れる経験と自信は、他の何にも代えられないものになるはずです。調べ学習では終わらない学びを勝ち取ってもらいたいと思っています。

 写真は、課外学習として行っている「多摩市スタディツアー事業」のミーティングの様子です。約20名の有志が、東京都、多摩市、企業と共に、新しい観光事業のモデルケース作りをしています。こういった活動の他にも、この半年で15以上の課外活動が展開され、学年の半数以上がこの活動のどこかに参加しています。

 こういった生徒たちの「意欲」や「自信」は、きっと「勉強」につながり、本校が目指す『学習×探究 両輪の学び』が実現されるはずです。

発表の場は校外に
多摩市若者会議で発表する生徒たち

 学びの成果発表の場は、学校の外にも設けています。

 2学期のフィールドワークの成果発表も校外で行う予定です。詳細はHPに掲載しますので、本校探究を経た生徒の「意欲」の成果を、是非ご覧頂ければと思います。

 今後もニュースページにて探究の様子を発信してまいります。