多摩聖 打ち上げ花火大会(動画あり)
コロナで奪われた笑顔を取り戻そう!行事委員が発案した花火大会!

花火に照らされる生徒たち
10/18(日)夕方、本校校庭に約500名の私服の生徒たちが集まりました。
三大行事である体育祭、文化祭、合唱コンクールが、新型コロナウイルスの影響ですべて中止となり、楽しいはずのことが次から次へと奪われていく中、高校行事委員会を中心に「みんなで笑顔になる企画を!」ということで発案されたのが「打ち上げ花火大会」でした。
決して広くはない校庭での実現に向け、8月下旬から花火師さん探しをし、消防などへの申請、近隣の皆様への周知、校内の準備・調整も全て生徒たちが行いました。
およそ50発の打ち上げ花火と吹上花火が、普段は「勉強する場所」の学校を美しく照らし、メイクやおしゃれをした生徒たちは皆、非日常の中で笑顔の花を咲かせていました。
新しい日常の中で、人とのつながりだけは忘れないように

花火大会実現の立役者たち
まだまだ先の見えない「コロナ禍の日常」の中で、生徒たちは顔の半分をマスクに覆われたコミュニケーションを余儀なくされています。もちろん欠かせないことではありますが、歯を見せて笑う友達の笑顔はまだ当分見ることもできないでしょう。
本当ならば近隣の皆様や、保護者の皆様もお招きしたかった。それもコロナの影響で叶いませんでした。
それでも生徒たちは明るく前向きに日々を過ごしています。
「子どもが輝くために、大人が輝こう」校長が掲げる言葉の一つです。暗いニュースや制限を憂うのではなく、その中で何ができるかを考える。大人である教員が生徒たちから「笑顔の大切さ、楽しむことの喜び、何かを成し遂げるための絆の力」を改めて学ぶ機会となりました。