各教科指導


ともすれば英語学習を単にコミュニケーションスキルの習得とみなし、技能のみを身につけることが追い求められて来ました。しかし、英語も人間が話す「ことば」です。背景には実際にそれを話す人々や国、文化や思想があります。それらすべてを学んで、始めて英語がコミュニケーションスキルとして武器になるのです。そこで本校では以下のように6年間の英語学習をプログラミングしています。
●Ⅰ 中学1・2年
テキストはProgress21を使用し、中1の導入段階から徹底的に音声のトレーニングを行います。英語に慣れるために自分で英語を発する。最初はこのことが一番大切なのです。また、文法の授業も問題集を併用してしっかり行います。入門時に楽しさのみを重視し文法を軽視しては、教養ある英語は身につきません。楽しみながらも、宿題や小テスト、講習などかなり厳しいトレーニングもこなします。また中1からやさしい文章を読み、中2までに読解力の基礎を身につけます。
●Ⅱ 中学3年・高校1年
本校では中3で2週間のニュージランドホームステイを体験します。そこで授業でもニュージーランド関係の文章を読んだり、風俗習慣を学んだりします。授業の内容はやや高度になり、読む文章は語数も増えます。なお、中3までに、普通は高1で学ぶ文法事項のすべてを学習します。テキストは遅くとも高1までに、Progress21のbook3まで終わらせます。
●Ⅲ 高校2年・3年
高2からはリーディングとライティング中心の授業です。本校ではパラグラフリーディングのテキストを使用しており、高3までに教科書を2冊読み切ります。ライティングは授業中にプリントを配布、添削指導も行っています。文法事項は高2までに完成させ、高3では入試問題の演習を行います。教材のレベルが高いので、塾や予備校はほとんど必要ありません。国公立2次試験まで十分に授業で対応しています。
●Ⅳ その他
中1から中3まで、ネイティブスピーカーによる英会話の授業が週に1時間あります。ここではインタビューを実施したり、ホームステイのために具体的なインストラクションを受けたりします。当たり前のことですが、放課後の講習や夏期講習は全学年で実施しています。また英検3級を中3の2学期までに取得することを義務づけているので、様々な教材が用意されます。


●数学的な見方や考え方を大切にします
数学科では、6ヵ年を無理なく学習できるように、独自のカリキュラムを作成し、生徒の成長や学習のすすみぐあいにあわせて、柔軟に対応できるようにしています。具体的には2週間に1回の頻度で小テストを行い、もし合格点に達しなかった場合は放課後に再試を実施しています。また、受けたテストの答案用紙をノートに貼って間違えた問題を最初から丁寧に直しています。 わからなかった問題をそのままにせず、自分の力で解きなおすことで実力が着くからです。中学3年生からは習熟度別の授業を行ない、生徒はより自分に合った進度と内容で授業を受けます。6ヵ年の間に数学で学ぶ内容は多く、それらは大切なことばかりですが、ただ計算力をつけ、知識を蓄積するだけでなく、数学の学習を通して、筋道を立てて考えることができるようにしています。
●学ぶことの楽しさを大切にします
「なぜ」「どうして」「どうやって」など日頃、生徒が疑問に思うこと、問いかけに根気強く対応しながら、「わからない」ということがあればそれに答える形で、関連する基礎的な事柄の理解を身につけてもらいます。
数学を学ぶ楽しさは、問題を解決したときの喜びであり、自主的に学習したり、いろいろな課題をこなしたりすることにより、問題解決の能力を身につけていくことを目指すとともに、数学を学ぶことの楽しさや充実感を味わえるようにしています。


●ことばと私たち
文字を書き写した昔から、活字で印刷したたくさんの本、現代の電子機器の画面に映る文章まで、私たちの生活を今あるように形作ったのは古今東西のさまざまな書きことばです。あらゆる人間の活動の道案内役を務めているのがことばであり、それを基礎から学ぶのが国語の時間です。
●6年間で何を学ぶのか
毎朝、読書するので、たくさんの本、大勢の作者に出会います。暗唱や音読をすることにより、ことばのリズムが身につきます。たくさんの新しい漢字と語いと出会って、心と頭がより複雑に、より広くなります。中一から書写を習って、文字の正しい姿を書けるようになります。中三から古典を勉強して、高校では一人でかなり読めるようになります。学校行事や現代的諸問題についてのスピーチをすることで、考える力と発表する力がつきます。毎年文化祭で全員自作の短歌を発表し、他にもいろいろと作文を書き、コンテストに応募したりもします。サマーセミナーでは文学散歩や歌舞伎鑑賞もあります。授業で深く文章を読むことで、人間とは何か、社会はどうなっているのかの答えが一つ一つ明らかになり(ゴールはありませんが)自分なりの考えが持てるようになります。


●グローバルな視点で
地球の環境問題をはじめ、経済・政治・文化などあらゆる面で国境を越えた活動とそれを支える理解が求められます。豊かな時代の豊かさとは何でしょうか。反面で失ったもの、貧しくなったものがないでしょうか。圧倒的に貧しい世界から目をそらすことは出来ません。
●生きる力を育てる教育
生きる力を育てるために自分たちの国の歴史を学ぶのです。そして、私たちは世界の国の歴史を学ぶのです。そして、私たちは世界中の国の人々の営みを学ぶのです。そして、私たちは政治や経済を学び、世界の仕組みを学ぶのです。今日的な意味を確かめながら、明日に生きる希望を語り合う・・・・・そんな授業=「学びあい」を目指しています。受験に必要な学力は自ずと身につくのです。
●フィールドや論文で鍛える
地理分野では、毎年、多摩市主催の身の回りの環境地図作品展に応募し、好成績を収めております。 公民分野では、国税庁主催の「税の作文」に挑戦し、多数の賞をいただきました。歴史分野では、歴史新聞を作ったり、歴史に関係する催しに足を運んだりしています。さらに、社会科では、社会科見学を行っています。最近では、日本銀行、江戸城跡、横浜開港資料館などを訪れています。


本校では、理科の授業に実験・実習をふんだんに取り入れ、「理科好き」少年少女、そして「理科に強い」生徒を育てることを目標にしています。
●本物にふれる教育
「理科好き」になるためには、なんといっても本物にふれることです。中学3年間に100を超えるテーマを設け、実験・実習を行います。初めて顕微鏡で細胞を観察したときの感激、ブタの心臓をさわったときの驚き、溶液の色が予想通りに変わったときの喜び。そんな豊かな感情を大切にします。
●探究心を育てる教育
「理科に強い」とは、科学的な見方や考え方を身につけることです。その第一歩は疑問を持つこと。そして、自分で調べてみること。物理や化学の身近な疑問に答える実験や、科学館や博物館の見学、課題研究の実験とレポート作成などを通して、探究心を育てる教育を目指しています。
●実験・実習例(中学)
凸レンズの性質/音速を計ろう/赤ワインの蒸留/サクラソウの花のつくり/バナナとトマトの細胞
シダ植物とコケ植物/電流による発熱/カルメ焼きはなぜふくらむ/化学変化とエネルギー
ゾウリムシの観察/体細胞分裂の観察/核型分析/浮力/電気でホットケーキを焼こう/塩素の原子量


●音楽
中学では合唱・器楽・鑑賞に取り組みます。
合唱は生徒の自主活動でパート練習をし、全体で表現を工夫して美しいハーモニー作りを目指します。合唱コンクールでの発表を目標に、協働して音楽を表現する喜びを味わいます。器楽はアルトリコーダーの独奏・重奏で読譜のトレーニングをした後、他の楽器も加えてアンサンブルを楽しみます。また和太鼓の演奏にも取り組みます。鑑賞では世界の様々な音楽に触れ、自分たちの演奏に反映させます。さらに高校では歌曲や器楽曲の作曲も行います。
●美術
中学では、木版画、色彩についての学習、ポスター制作、木彫レリーフ、紙立体、鉛筆素描、簡単な図法を用いて立体感を表現する方法やモダンテクニックによる抽象画などを経験します。高校生になると基本的な内容の他に自分達の生活の中にテーマを求め、制作を進めていくことや、平面作品、立体作品共に表現の幅を広げることを目的とした作品づくりを目指して取り組んでいます
●書道
“書で自分を表現しよう”とはいえ毛筆はなかなか思い通りには使えないものです。しかし、あの毛筆の柔らかい雰囲気は人を自然と心なごませてくれます。毛筆の特性をうまく使って人々がどのような表現をして書に残してきたのか、その歴史をたどってみましょう。自分とフィーリングが合った表現に出会えたら、書いてみましょう。漢字、かな、カタカナ、外国の文字も表現の対象に入れてOKです。この他、検定準一級の取得を目指したり、公募展の全国上位入賞を目指して日々頑張っています。


●恵まれた環境の中でバランスのとれた心身の育成を目指す
体を動かすことの大切さを知っていますか?私たちが思っている以上に大きなエネルギーを秘めている体、さあ太陽がふりそそぐ青い空の下、そのエネルギーを充実した施設を利用して、いろいろな運動種目を経験してみませんか。
特に水泳の授業は、冬季にも行われています。我が校のプールは室内温水プールのため、常に快適な水温を保ち、シャワー・サウナも完備しています。他に、グランド・体育館・トレーニングルームなどの施設も整っています。









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